走り方にも変化をつけてみましょう

ジョギングも工夫してみて変化を楽しみましょう。
ジョギングも工夫してみて変化を楽しみましょう。

 ダイエットのためにジョギング、ウォーキングをされている方も多いと思います。

 

 足を使うウォーキングなどといった運動は、膝関節、股関節、足関節などの下半身に加えて上半身の筋肉も参加せるので、全身の筋肉の約80%を稼働させると言われており、大変すばらしい運動であると言えます。

 

 しかし、体のさらなる柔軟性、神経発達、心肺機能の向上、脂肪燃焼を促すためにも、走り方にも変化をつけてみてはいかがでしょうか。

 

 ランナーズ(2017年6月号)に、走り方について興味深い記事がありましたから参考にしてみてはいかがでしょう。


その場でリズミカルにジャンプしてみましょう

より筋肉を発達させるために、その場でジャンプ

 その場でリズミカルジャンプを繰り返すと、自分の体重で股関節、膝関節などの筋肉が刺激されて良いタイムが出て高いトレーニング効果が得られた結果がでたとか。

 

ポイントとしましては

・1分からはじめて徐々に長くして5分。

・1秒の間に2回くらいのリズムのジャンプ。

 

 たしかに試しにジャンプやってると、下肢の筋肉に細かな刺激があり、けっこうな疲労感を得られたので効果がある感じはしました。

 

 簡単なトレーニングなので、まずは1分くらいどうぞ。


スピード走をいれてみよう

スピード走で心肺機能、筋力向上、脂肪燃焼

 下半身の筋力強化、股関節の柔軟性、心肺機能向上も得られます。

 主な練習法としては

 

・ジョギング中に50メートルダッシュを何本かいれる

・10㎞レース後に20分ジョギング

・普段よりちょっと早いペースで60分走る

 

などがありますが、10㎞走や60分間走というものはなかなか難しいと思いますが、ジョギングにダッシュをいれるというのは出来る方も多いのではないかと思います。

 

 筋肉や心肺機能が強化されて速く走れるようになるだけではなく、それ以外にもスピード走を加えると脂肪が燃えやすくなる。

 

 とある実験ではランニングに5分間スピード走入れたところ、やってないよりも脂肪が燃えた結果が出たということです。


坂道を上っていきましょう

 坂道を走るとや股関節の可動域が広くなり、その分大臀筋などの足の筋肉を使うので効果的なトレーニングにもつながります。

 

 階段の上りなどイメージしてもらえれば、わかりやすいのではないでしょうか。

 

 私の近所でもウォーキングをしている年配の方は多いのですが、話を聞いていると、股関節の稼働まで意識をおろそかにしてしまう方がけっこういらっしゃいました。

 

 腿を上げる動作をすることによって、股関節の強化もしていくと足の動作もスムーズになります。


「速く走ることには興味ない」

 

 そういう方も多いと思います。しかし、筋肉に負荷を与えないと、なかなか脂肪というものは燃えにくものです。

効率のよい、脂肪燃焼 

 足を使う運動は負荷の掛け方次第で心肺機能強化や脂肪燃焼させるなど、すばらしい全身運動であると言えます。

 

 これにダンベルや自重などの筋力トレーニングを加えれば、血行が促進され基礎代謝も向上するので、より良いダイエット効果も得られることができます。

 

 適度な運動には「楽である~ややきつい」がよいとされておりますが、人には体が慣れてしまうと、それ以上のトレーニング効果が得られにくくなってしまう性質があります。

 

 ウォーキングやジョギングを続けてやっているのになかなか痩せないなあという感じる方は、筋肉の質が向上したことで楽な状態になっており、体に与える負荷を少しずつ増やしていく必要があると考えます。 

 

 走り方にも一定のペースだけではなく、さまざまな変化をつけてみてはいかがでしょう。


ウォーキングの姿勢、注意点
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ジョギング、ランニングの姿勢
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参考:ランナーズ(2017年6月号)

   佐藤義昭著「誰も教えなかった本物のダイエット」など